相場は人の思惑で動いている(ドコモの株価上昇から読み解く)

投資家生活は楽しんでいますか?
今日は相場が人間の思惑で動いているという実例

こんにちは、山田大学です。

先日、携帯電話3社が発表した2012年11月の携帯電話契約件数によると
NTTドコモが新規契約よりも解約が4万8000件も多かった 「純減」 になったそうです。
この新規契約から解約を引いた 「純減」 というのは2007年8月以来の5年3カ月ぶりみたいで携帯がこれだけ普及しているにもかかわらず、ずっと純増をしていたことに驚きです。

ずっと儲かってるんですね。

こからが相場の面白いところで、普通に考えればドコモは5年3カ月ぶりの 「純減」をしたわけだから株価とうのは当然下がりますよね。 しかも、ライバル会社のソフトバンクとauは2社とも純増です。この状況にもかかわらずドコモの株価はなんと上昇したのです。さらに不思議なことに、好調のソフトバンクとauの株価は逆に下がってしまいました。

これは今回の悪いニュースによってドコモからiPhoneが出るではないか

という「思惑」がはたらき株価が上昇という反応が市場に表れたのです。逆に、ライバル会社であるソフトバンクとauはドコモからiPhoneが出たら大打撃です。ソフトバンクとauは共に純増だったのにもかかわらず株価は下がったのです。

普通に見れば、
ドコモ → 純減 しかも5年3カ月ぶり
ソフトバンク → 純増
au → 純増

どうみても ドコモの株価が下がり、ソフトバンクとauの株価が上がりますよね?
なのに市場の反応は正反対です。

まさしく 「相場(市場)は人の思惑」 で動いている、ということではないでしょうか。
こういうことが腹の底から分かれば生涯投資で喰ってけます。

個人投資家に失業はない

投資で結果を出せないひとは
相場の本質を捉えるで書いたように物事の本質を捉える視点を磨いてください。

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2012年12月10日

カテゴリー:個人投資家の視点

投資の意思決定は感情なのか?

昨日から楽天(ネット上のショッピングモール)で50%off など大々的にスーパーセールをやっている。 ・・・らしい。

楽天のサイトを見たわけではないので詳しくは知らないが 「お得」 らしく
嫁がパソコンにへばりついて何やらカチカチクリックしておる。

普段1万円してるのが5千円で買える
○○の機能があれば、こっちの△△を使わなくて済むよね
今使ってる化粧水はチョット肌に合わないな~
等々
まぁー 欲しけりゃ買えばいいのに、さりげなく訴えてくる(笑)

投資を生業としている私から見ると
どうしても、スーパーセールの謳い文句にやられているなと感じてしまう。

これも、ひとつの職業病だな。

なぜ、そう感じてしまうか? と言うと
「感情で買って理屈で正当化」 しようとしているからだ

もっと投資家らしく言えば 「合理的に判断していない」 ということ
完全に 「スーパーセール」 「3日間限り」 「50%OFF」 の言葉に感情を完全に揺さぶらている。
嫁の場合はショッピングだから、買いものをすること自体が楽しいのでそれは、それで良い。

投資、相場と感情の関係性

しかし、投資において 「感情」 で判断した場合は完全にアウト
人は誰でも投資においては合理的に判断していると思っているが、実はほとんどの人は 「感情」 で判断している。 これ事実です。 だからみんな投資で勝てない。

Fトレード中の出来事で言うと、勢いのある陽線を見ると
「おいてかれる」 「このチャンスは逃したくない」 「絶対に上昇する」
等々、感情が思っきし揺さぶられたまらず飛びつく。

わたしも随分と揺さぶられたので、自分では止めらてない気持ちはよく分かる。
分かるが、それでは永久的にFXで勝つことはできない。
FX必勝法ヒラメキましたの記事に書いたお金が減るところで反応しているからです。

間って生き物は、普段は合理的に判断しているのに
感情が揺さぶられると 、その合理性は一気に吹っ飛んでしまう。
人間はそういう生き物なのです。
こうゆうことを腹の底から受け入れることも勝ち組になる条件のひとつと認識する必要がある。

人間が売買する 相場の世界は、人の心理・思惑・感情で動いています。
それが腹の底から分かると、もう怖いものなし。

相場(チャート)が同じパターンを繰り返しているのは、相場はひとの心理・思惑・感情で動いている動かぬ証拠です。

個人投資家に失業はない

人の心の動き方は変わることのない普遍的要素です。テレビドラマでもみんな同じところで泣けたりするでしょ?そういうことです。 

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